感想:Final STAGEの中でまず最初にこの譜面を見ましたが、本当に度肝を抜かれてしまいました。 幻想的な曲調によく合った譜面だなあと思いながら前半部分を遊んでいたら、まさかの後半ですよね。 前半の落ち着いてかつ綺麗なものがあってこその後半の隣接のエグみが増していると思います。 これだけの隣接大音符という誰も使っていなかった表現に新たな可能性を見出してくれたという意味で、この譜面はこれからも語り継がれていくと思います。 1~46 この時点でもう幻想的な譜面だということが分かるといっても過言ではないでしょう。 小節線は浮遊感がありとても素敵でした。 47~80 最初の最初で、この地帯のスパンが長いかつ12分主体という非常に作るのが難しそうなところではありますが、不思議なことに1oも飽きずに楽しめました。製作者の技術を感じますね。 この区間を単調にしていることでこの譜面の予告というか、説明というか、そういったことが出来ていると思います。技ありです 98~113 先程の区間から派生して24分(?)も出てきてグッとかっこよくなってとても良いです。プレイ感も抜群で文句なしですね 配置遊び等も多く使われており、とても面白いパートだなと思いました。 122~137 前半と後半の橋渡し役として非常に上手に機能していると思いました。ここでプレイヤーを一旦落ち着けてからの直後の地帯に入るというのは、プレイヤーを更に世界観に入り込ませるとても素晴らしいアイデアだと思います。 138~153 このくらいの隣接大音符ならまだわかるんですよ、ここで「良いなぁ〜」と思ってウットリさせられました。 ここの音取りをシンプルな配置を使いながら大音符を使う流れにしているのはとても良いなあと思います。   154~169 叫びました 直前までの焦らしがあってこそここがすごく強調されているんだなあと思います。まるで叩きづらくもないですし、不思議なことに汚さを感じない。 「未来の譜面」というようなものがブワァッと伝わってきました。 まさしく異次元の譜面です。ありがとうございました。(なんきょく) 感想: 曲の没入感がしっかりと譜面として落とし込まれていて全体を通して綺麗な譜面だと思います。 前半で密度を抑えつつ、サビで一気に盛り上げて最後は低速で締めるという譜面構成も伝わりやすく、丁寧に作られているのだと感じられました。 全体的に(特にサビ)曲パターンの繰り返しが多く見受けられましたが、ここまで個性を出せて様々な展開を生み出せていることに感銘を受けました。 終盤の低速は大音符も相まって視覚的に見づらくなっている部分もあったので、もう少し抑えても良いと感じられました。 感想: 一打一打にしっかりと重みがある譜面だと思いました。また、全体を通して、肉付けの仕方が非常に丁寧で、違和感なく仕上がっていると思います。ただ、138小節目からの大音符の使い方は良いのですが、154小節目からの大音符は一部小音符に変えたほうが良いかなと感じました。 感想: 感想: ◎=良いと思った点 ×=改善点、または自分の感性では理解できなかった点 ◎前半から中盤にかけての低速でないパート。音ハマりが抜群に良く、曲のリズムを大切にされているのが 一目でわかりました。 加えて間の取り方も絶妙で、骨格となるパターンが明確でありながらくどさを感じさせない点が秀逸だと思います。 ×終盤の低速。やりたいことはわかるのですが、流石にここまで隣接大音符を多用すると実際以上に譜面がごちゃごちゃした 印象を与えてしまいます。 【概評】 曲を大切にしており、叩いているうちに曲の世界観に没入していくような感覚を抱かせてくれる譜面です。 ミニマルな曲調に繰り返しがマッチしており、それでいて展開を生み出せている。さすがの作譜力だと思います。 ただ、それだけに終盤の展開はかなり勿体ない…。 見た目のインパクトやゲーム性重視で無理に難易度を上げるよりも、もっとゆっくり叩ける構成で 感傷に浸りたかったなあというのが個人的な思いでした。 感想: 感想:入りのキャッチーなフレーズを生かしてるのがものすごく良… この曲は最初から裏のシンセおよびノイズとドラムのリズムが明確に分かれているので、上手く合わせるのは難しかったんじゃないでしょうか 付点8分か6分かはあんまわかんないけど、しっかりとドラムを取っていてかつ 裏のシンセとノイズ、どちらとも違和感がないようなリズムをしっかりとっているのが非常に良いですね プロか??? ただちょっと気になったのは中盤122-ですね 休憩地帯という事もあり、雰囲気作りはものすごくいいと思います。特に低速は映えますね… ですが、小節線が無い中この間隔だと少しリズムを見切るのが難しいのではないかと思います。 まだここは個人差の範疇だと思いますが、この後このペースで最後まで行くので、大音符と混ぜて考えるとちょっと粘り気がありすぎかなと思います。 感想:最初の小節線芸には何か意図や法則があるのでしょうか? 621という数字に強い拘りを感じましたが… 48〜79小節の配置は非常に整っていて音取り、肉付け、演奏、鑑賞、どれをとっても高い作譜力を感じました。 ですがそれ以降は少しフィーリングが強すぎてゴチャゴチャしすぎている印象です。 終盤になるにつれそれが顕著になっていき、曲の性質やHSも相まって、プレイ面に良くない影響を与えていました。 いっそのこと、もっと肉付けを抑えめにして☆9にしても良かったのではないでしょうか。 感想: 落ち着いた雰囲気と力強さがうまく表現できていてとてもいいですね。 配置配色のこだわりや演出、躊躇ない大音符など譜面のアツさを引き立てられていると思います。 基本がしっかりしていて譜面全体の質も高くまとめられていて高評価です。 感想: 非常に幻想的と言える譜面でした。 この曲は独特なリズム含め音に合わせることでさえ難しい曲だと思いますが、 それを完璧に捉えた上で配色まで整えられており、確かな実力を感じました。 個人的な意見にはなりますが、154小節からの12分の隣接は見た目に影響が出ているように感じます。 低速ということもあり目に入る時間が長いので、8分までに抑えたほうが綺麗になるのではないかなと感じました。 大音符の魅せ方って本当に難しいですよね…… 感想: オート外して聴いてみるとかなりの割合でフィーリングで構成されている譜面である事が分かり驚きました。全体的に静かな曲調ながらも その中で無理なく且つしっかりと展開を付ける構成力はお見事です。 後半の低速は本当に製作者の力量の高さが如実に表れていますね。近年タブー視が薄らいできた隣接大音符を効果的に使用し力強さをしっかりと表現できています。 制作お疲れ様でした。 感想: 序盤は曲の無表情さをうまく譜面に落とし込めていますが、 中盤〜終盤の展開があまり有効に組み立てられていないと思いました。 80小節〜の小節線は9本目以降が途中から描画されるので見栄えが悪く感じました。 同じ意味・役割を持たせる小節線群の動作はすべて揃うようにしたほうが良いと思います。 98小節〜のtjaに 100120102000, 100120101000,のキープとあることについて、 確かにこの区画に共通する配置配色はこうなっていますが、 個人的には 100100100100, 100100101010,が音取りの軸になっているように感じました。 楽曲の拍子が6/8なことに加え、 ドラムのリズムも「付点8分2つ、8分3つ」を土台として構成されているので、 前半の100100100100,と面で4等分する配色はこのノリにはそぐわないと思います。 また、終盤について、2小節で1単位となるので低速にするのもわからなくはないのですが、 雰囲気も加味すると譜面の見た目がごちゃごちゃしすぎていると感じました。 ここは逆に等速かそれ以上のスクロールをかけたほうが、 淡々と進行する雰囲気に合っていたのではないかと思います。 感想: いいと思ったところ ・ラストに低速地帯を持ってきて盛り上げようとしたところには好感を持てました。 ・63小節や76小節などところどころに散りばめられたカウントアップ配置?が見られるあたり配色へのこだわりがあるように思えます。 以下気になったところ スクロール値で「1」、「2」、「6」をふんだんに使用しているようですが、結局最後まで何だったのかわかりませんでした。 これの意図を調査すべく、CD情報などの確認等を行いましたが、何を意図しているのかがつかめませんでした。 何か意図があったとしても、154小節のHS0.621などスクロール値が中途半端な値ではどうしても見づらくなってしまい、 流れている音符間隔が何分音符なのかがわかりにくくなっています。 新しいことに挑戦するのはもちろんいいことではあると思いますが、それに伴うデメリットも考慮すべきだと思います。 10小節以降の小節線ギミックも正直必要だったのかも微妙なところです。 138小節以降、小節線が全く使われず、小節線替わりに大音符を置かれていますが、そこまでして小節線を表示したくない理由がわかりませんでした。 感想:I am "End"を彷彿とさせる縦横無尽に流れる小節線に始まり、 「100000200000,100100200000,」のシンプルなリズムの肉付け譜面というかなり作譜の幅が絞られるアイデアなのにも関わらず、飽きが来なくてリズミカルな配置や、 小節頭に大音符のある低速スクロールという一歩間違えば視認がし辛く、汚く見えてしまうアイデアでもとても綺麗な配置ができていること等、 一貫して製作者様の圧倒的な技量を感じました。 感想:安定性のある譜面でありながら、強い創作性も兼ね備えています。 特に最終盤での24分の連続は圧倒的かつバッチリとハマっていて、 作譜者の持つ非常に高い配置技術を存分に発揮できています。 また密度の推移が私の理想的なものと合致していたのも印象的です。 感想:最初の小節線芸はとても雰囲気にあっていてよかったと思います。    最初からこう魅せられるとなんか気分が盛り上がって良いですね。    全体的にcomplex(複雑)な譜面をしていてとても好感が持てたのですが、    後半の低速は少し大音符の所以で見た目があまり綺麗でないように感じてしまったのでそこだけが残念でした。    しかし通しで見ると修正すべき箇所が見当たらないので流石Final進出者だなと感じさせる譜面でした。お見事です。 感想: 階段状に並べた譜面には多少の違和感があるものの, 見たままの芸術としてとらえられるほどに美しいです. 24分が入る場面では加速し,密度に大きな変化が生まれないような 策略も仕込まれています. 休憩地帯がゴーゴーかつ縁のみ,というのは珍しくはありますが, 直感的には意味ないのではないか?と思ってしまいました. 5回くらい流しましたが,ちょっと分かりませんでした. その直後のスーパー密度地帯がやはり問題があるような気がします. 僕は,そもそも32分より短い見た目配置はギチギチすぎてよくないと おもう派閥の人間なので,やはりこの終盤を見るとモヤっとボールを 投げたくなりますね.これはたぶんギリギリ32分だと思いますが, 3拍子イメージが強く,かつ偶数打は24分である部分のみなので そのなかでも比較的いいイメージにとどまりました. その点を除けば,まったくもって悪いところはない譜面です. 別にめっちゃ難しいわけでも,実際に32分を使っているわけでも, 歪なスクロールがあるわけでもない.これまでの大会で積み重ねられた さまざまな技術が使われています. 低速ゴーゴーも現在の大会で非常に流行っている要素の一つですが, やはり,新しい流行を作りにくる譜面たちには,一歩劣るかもしれません. 使う側より作る側のほうが強い,という言葉が刺さるような譜面でした. 感想: ○ ・各パートごとに様々な伏線を散りばめて、最終的にはすべて丁寧に回収していく。 非常に緻密な作りの譜面になっています。 ・過剰な演出や過密な配置に頼らないストイックな攻め方には静かながら確かな闘志が感じられ、 とても痺れました。 ・加速系を使わないというのも上記のストイックさをより強いものにしている要因と言えます。 △ ・前半部、3→4→5と段々密度を上げていく配置の箇所ではその制約に縛られているが故、若干音取りが 甘くなっている箇所はありましたが、この譜面に関して言えば些細なことでしょう。 ☆ 1stから積み上げてきたその闘いの記録を確かに受け止め、自分の糧に消化し、大きなパワーに出来ている。 そう確信させられた譜面でした。 目指すは頂ただ一つのみ、そんな覚悟も感じられました。 コンボ数や細かい配置・配色の中に過去を連想させるサプライズが入っているのはにくいですね(良い意味で)。 作譜者にとって良い結果となることを祈ります。 この場で競い合い、素晴らしい譜面に出逢えたことに感謝を。 【Masque】 感想:この譜面は低速主体で作られており。「この裏リーグをきれいに終わらせるぞ」という気持ちが垣間見えました。特に154小節からの密度上昇はまるでエンディングのように感じ、譜面の雰囲気をすごく感じ取れるもののように仕上がっていると感じました。 感想:序盤の小節線芸と不規則なリズムによる無重力の中を漂う雰囲気がとても気持ち良いと感じました。 これは音取りと音抜きのバランスが理解できているからこそ出来ることだと思います。 また、138小節〜の低速かつ少ない音符で譜面の重みを魅せて締める形は個人的にとても好きなので、この部分でも好印象を持てました。 さらにこの譜面は138小節〜の地帯の手前の縁のみの地帯からゴーゴーを入れているので滑らかに138小節〜に入れる綺麗な譜面だと感じました。 (重光春輝/90/〇(2)) 感想:特に悪いところはないように思えました。後半の低速地帯がユニークで面白かったです。無理のない密度で叩きごたえもしっかりとあって上手いと思います。114~138のつなぎがやや退屈かなと思いました。特に122~137の配置がやや単調すぎるのが気になりました。 感想: じわじわ攻めるタイプの譜面と言いましょうか、1曲を通しての 展開付けと言う点が白眉な譜面だと感じます。 個別で見ると小幅の変化でも全て積み重ねることで大きな一つの波として 流れを体感できると言った纏め方が非常に綺麗に纏まっていると思います。 配置についてもフィーリング系の24分の絡め方が曲中の音とは全く違うように 見せかけて、ノイズ的な音までを加味したものになっているなど 非常にレベルの高いフィーリング技術を感じさせる仕上がりになっています。 気になるところを上げるとすれば終盤でしょうか。 終盤は低速で「静」を表現しつつ高めの密度と変化の多い音取りを していますが、137小節以降で曲中のスネアに近い音に合わせて混じる 大音符が譜面の見た目と言う部分を大きく壊してしまっているように感じます。 アクセントとしての意図は分かりますが、前後の整い切った譜面のバランスを 崩してしまっているように感じるので大音符無し・スピードの調整など 各種のアプローチを検討出来たのではないかと感じました。 製作、誠にお疲れ様でした。 感想:音取りのデフォルメ具合や譜面の密度とスクロールの連動ぐあいが絶妙で、曲と譜面がわかりやすく一体化されているところが良かったです。 ただラストの154小節目以降はもう少しスクロールが速いといいなと思いました。