感想: 逆走小節線が判定枠でリズム合わせされていて微妙でした。 視覚的にはレーンに出現する瞬間のほうが目立つので、 そちらにタイミングを合わせるとよいと思います。 特にこの譜面は1小節目からゴーゴーを使っているので、 小節線が見える→ゴーゴーがオンになる、というように、 視覚的なアプローチのタイミングがバラバラになっています。 49〜52小節では大音符が多用され始めますが、 配置箇所と曲のフレーズがリンクしているとは思えず、変な譜面配置に感じました。 大音符は見た目、音、プレイ感のすべてにアクセントがつく音符なので、 何をどう強調させるかはしっかり曲に沿ったほうが良いと思います。 また、この辺りから譜面の展開が曲を置き去りにして暴走しているように感じ、 音楽ゲームとして気持ちよい構成になっているとは言えないと思いました。 56小節の配置は面と縁の数の推移という見かけの美しさはあるものの、 ドンとカツという音で考えた場合に曲との親和性が無く、 区切りやアクセントの面でも拍とズレた配色なので、 プレイしていて楽しい配置ではありませんでした。 また、最後の小節線が流れ終わるのとリザルト移行が大体同時になるよう設定されていますが、 楽曲はフェードアウトして音源の終了地点より前で無音になるので、 それにも関わらず小節線が動き続けている様は視覚情報と聴覚情報がマッチせず微妙だと思いました。 感想: ◎=良いと思った点 ×=改善点、または自分の感性では理解できなかった点 ◎13小節〜。配色遊びを前面に出しつつもスムーズに叩ける美しい構成です。 ◎37小節〜。主旋律を意識しながらも打楽器らしいパターン構築がなされており、 徐々にテンションが上がっていく曲調を巧みに表現しています。 また、45小節〜あたりで13小節〜を踏襲した展開を挟んでくるのが非常にアツいですね。 ×49小節〜。この辺りからはやり過ぎ感が否めないといいますか、密度の上がり方が急激すぎる気がします。 特に53小節〜は48分が一気に増えすぎな上に配色も複雑なので、いささかバランスが悪いように感じます。 48分の使いどころはもっと絞ったほうが良いと思いますし、使うにしても1112とか2221だけで十分な気もします。 【概評】 前半は低速でじっくり楽しむ譜面と思わせておいて、後半から高速物量譜面に変貌するという二面性が面白かったです。 特に前半はフィーリング主体にもかかわらず音ハマりが非常に良く、演奏感抜群でした。 ただ上にも書いていますが、終盤の密度遷移が急激すぎて全体のバランスが崩れてしまっている印象でした。 とはいえ演奏感は最初から最後まで一貫してある点、 いずれのパートもスムーズに叩けるような構成となっている点についてはお見事としか言いようがありません。 感想:GOGOを最初から最後まで付けっぱなしという、凄く面白いことがされている作品でした。 また配置は幻想的な曲調によく合っており、とても良いと思いました。 最後の加速も良いですね。解放感がありとても良いです。 ほとんどフィーリングで構成されているのも凄いと思います。 9~12 ここはこの後出てくる面大音符の対比でしょうか? 繋がりが考えられておりなかなかいいなあと思いました。 13~20 綺麗でイイデスネ〜 曲全体通して割とそうなんですが、打楽器の音が少ないのに対して違和感なく置けていてとても凄いなあと思います。 21~28 前半の印象的なパートです。斬新な発想でした。 大音符の前に小音符の面を置いているのもいいですね、予告みたいな感じで好きです 29~36 縁だけ→面だけという使われてそうであまり使われていない配置でした。 聴き心地もよく、アイデアの面でも優れていて良いですね。 37~48 32分が本格的に登場してきて、ラストに向けてのパワーチャージが始まった!という感じです。 41~の一気に密度を上げている感じも好きです。 49~52 大音符!!!ありがとうございます。 21~28とのつながりがあって良いですね〜 ほとんどフィーリングで置かれているように感じて、それでいて聴き心地も良いので、凄い技術だなあと思いました。 53~57 超・フィーリングですね、ここまでのフィーリング力がある譜面というのも珍しいです。 全く違和感なく置かれているかつ、ラストの畳みかけという面でも良い役割をしていて素晴らしい。 アイデアが多く含まれていて、それでいて綺麗な譜面でした。ありがとうございました。(なんきょく) 感想:前半の低速と後半の圧倒的なフェーズの差が良い…プロか??? ただ、138コンボ付近からの低速のキャッチが少し長い気がします… 密度が増えたとしても単色ですし、人によってはそこで飽きられちゃうかもですね。 後半入ってからは怒涛の複合ラッシュですが、 ただ置いているだけでなく、段階的に密度を上げてビルドしながら頂点に向かっていて、 しかもそれだけでなく、背景の音の少なさ(音の密度は上がってますが)には考えられないほど曲とマッチしており、 総合的にこういうタイプの曲に詰めるべき技術をさらに生かした素晴らしい譜面だと思います。 感想: ○ ・とにかくアツいです。それに尽きます。 ・最後の最後まで蓄えたパワーを一気に開放する瞬間の心地よさ、解放感は凄まじいです。 ・わかりやすいコンセプトという大きな制約のもと、その制約を感じさせない非常に自由で燃える譜面には 感動です。 △ ・指摘する箇所はありません。素晴らしいです。 ☆ 最初から最後まで灯り続けるゴーゴーの炎は作譜者の心情を表しているようにも思えます。 最後の最後までアツい気持ちは消えることがない...と。 最初は風前の灯火のように消えそうな弱弱しい炎が後半になるにつれて燃え上がり、最大になる。 その様は一つの人生を見ているような気分になり、非常に感傷的になりました。 やはり譜面で心は動かせるのだと、改めて感じました。 作譜者にとって良い結果となることを祈ります。 この場で競い合い、素晴らしい譜面に出逢えたことに感謝を。 【Masque】 感想:スクロールが非常に遅かったり、ゴーゴーがずっと続いていたり、長めの単色配置だったり、大音符を多用していたり、密度・難易度の変化が激しかったりととても挑戦的な譜面でした。 この譜面のように、より幅広いアイデアの譜面が脚光を浴びるようになると良いですね。この譜面を裏リ決勝という大舞台に出し、大きな勝負に出たことに尊敬します。 感想: 曲中を通しての大きな流れと言うものを非常に明確かつ端整に纏めた、 ストーリー型の譜面としての1つの到達点だという風に感じます。 たった603ノーツの中にこれだけの物語性を演出できるのは 作譜者の創造力の賜物に違いありません。 また、実際のプレー時においても配色面の叩きやすさなどが考慮されており 様々な面から緻密に練られた譜面、という印象を抱きました。 全体で見たときに最終盤の最後の一撃とでもいうべきパートで急に24分等が 混ざってくるのですが、最終盤だけの要素になってしまっているのが かなり勿体ないように感じました。 1つの波としての流れを演出する際の最後の1要素として盛られている事は 十分に分かるのですが、道中にもその後の展開を示唆する要素として 取り入れてあげるとより「この後に何かが来る」という事を認識しやすくなり 流れと言う物のアクセントを形作れるのではないかと思います。 製作、誠にお疲れ様でした。 感想: ゴーゴーが本当に長いです.最初の20小節くらいから まだゴーゴー続くのか・・・という気持ちになり,最終的にこれこそが この曲のコンセプトなのだと分かるまでに相当に時間がかかりました. なんと,最後の最後まで永遠にゴーゴータイムです. たしかに,ゴーゴータイム以外のパートを入れなければならないなんていう 大会のルールがあったことは1度もありません.そういう意味で, この譜面はずば抜けて目立っていたと思います. しかし,そのゴーゴータイムでひときわ目立つことが出来ているのは 加速しているという点に尽きます.常に加速するため, とにかく序盤を遅くせねばならず,結果として序盤は密度の低さなどから 単調さを感じやすく,「まだ続くのか・・・」といった言葉が出てしまいました. 最後までプレイすれば分かりますが,それではやはり最序盤の印象は落ちます. このあたりが,コンセプトの面白さに対してすこし残念なポイントです. 感想:最初から最後までGOGOを切らないという超が付くほどの挑戦作品ですが、 これが驚くほどにハマっていて素晴らしかったです。 それでいて展開に粗がないのは譜面に余分な個所が一つもない=洗練されているのと、 作譜者がゴーゴーの使用パターンをすべて把握したうえで作譜を行っているからだと思います。 いずれにしてもまだ新規性として掘れる部分があったんだ...と感動してしまいまして。こいさな92○ 感想:この譜面は展開の変化がとても美しく感じました。25小節目からの大音符→単色配置の流れがとてもきれいで49小節目からのすべてを解放するような密度変化には圧倒されました。そして最後の連打にはすべてを終わらせたかのような儚さを感じました。本当に大好きでした。 感想: 感想:密度の変化の流れがとても綺麗だと感じる譜面でした。 特に21-24小節で置いた音符を全て大音符にして25-28小節で置くというのはとても奇抜な発想で良いと思います。 大音符をこの量まで置いて違和感を感じない譜面は今までもあまり見てこなかったので、すごいと思いました。 気になる点があるとすれば、大サビで所々に置かれている大音符でしょうか。 曲を聴き込んでもここに大音符を置く必要のある音が鳴っているようには思えず、なぜ置かれているのかわかりませんでした。 大音符でなくとも問題ないと思います。(重光春輝/86/〇(4)) 感想:低速、低速、低速と前半は魅せておきつつ、後半は高速でしっかり持っていく、良い展開付けです。    中盤では後半の高速につなげるためにしっかり密度アップできていてとても好感が持てました。    やはりFinalの皆さんは魅せ方が上手いです。もちろんこの譜面も例外ではありません。    曲と譜面の調和もしっかり取れていてとても好印象です。    終わり方も綺麗に纏められていて「終わるんだなー」という余韻も感じさせる感じが良かったです。 感想: 配置、配色、展開どれも非常によくできていると思います 大音符や32分の使い方もとてもいいと思います 流れるようなスクロールは曲の雰囲気を最大限生かせていていいですね 個人的には終始ゴーゴーである必要はないように感じました。 曲的にも波があると思うので、見せ場をより盛り上げるためにもゴーゴーを切り替えてあげるとなおいいと思います 感想: 曲展開に応じたスクロールの使い方や、独創性のある配色パターンの構築が上手く、惹き込まれる譜面だと感じられました。 特に後半にかけてのパターン構築は難しいように感じられましたが、個性をしっかりと引き出せていて譜面製作者の技量を感じさせられます。 全体的に見ても綺麗な譜面でしたが、後半に対して前半のインパクトが薄いという印象を受けました。 感想: いいと思ったところ ・21〜24小節で25〜小節の低速大音符地帯に持っていく手法はいいと思います。 ・33〜40小節にかけての面音取りとそれの肉付けができていていいと思います。 以下気になったところ 終始「これは何の音に合わせているのだろう」という印象しか持てず、密度が濃すぎて楽曲そのものの雰囲気にミスマッチだと思います。 13〜20小節の個所は序盤から密度が大きすぎると思いました。いっても8分音符までにとどめておいた方が無難だと思います。 21〜24小節で25〜小節の低速大音符地帯に持っていく手法はいいと思うのですが、25小節以降の低速大音符地帯に関しては、 13〜20小節の密度が重すぎる影響からか、急に密度が下がるので「とりあえず大音符ドンドンが流行ってるから置きました」感が否めなかったです。 29〜32小節の縁地帯は、33〜36小節の面地帯に備えて配置したのもわからなくはないのですが、正直曲に合っていないと思いました。 バックに流れているノイズ?に合わせているかもしれないですが、それにしても合っていないと思いました。 45小節以降の発狂部分やところどころに散りばめられている大音符は何を意図しているのかが掴めず、 また曲とマッチしているとは思えなかったので、ただただ延々と音符が流れているだけの印象しかなかったです。 感想: 展開のつけ方が非常に上手いなと思いました。最初の低速からラストの高速まで違和感なく、スムーズに密度が上がっていき、自然な盛り上がり方ができていたと思います。また、一曲を通してゴーゴーにするというのもすごく良い雰囲気を出せていたと思います。 感想: 感想:鬼気迫るようなフィーリングが印象的な譜面でした。全体的に勢いはよいのですが、特に後半の配色があまり奇麗じゃないなと思いました。個人的に001001010110,のリズムは最後まで大事にしてほしかったです。 感想:ラストスペルというまさにファイナルにはうってつけの曲で、すべてゴーゴーにするというこれまたファイナルを示すようなアプローチですね。 全てゴーゴーであることの意味をずっと考えていましたが、おそらくラストスペルであることが理由なのではないかと推察しました。(違っていたら申し訳ない) 譜面も永夜返しのように段階があるように見えました。(おそらく)第五段階に対応している49小節以降は圧巻ですね。叩くのがこれほどまでに 気持ちいい譜面はそうそう見れません。素晴らしい譜面でした。 感想:これはすごい。わずか66小節のこの譜面の中に含まれている配色、スクロール変化、密度の移り方、その全てが「永夜返し」を表現しているんだなと感動しました。 感想: 一曲を通してずっとゴーゴーという斬新な演出技法とそれに見合う譜面の作り方が見事でした。前半のエネルギーをチャージしていくような累積するアツさと、後半でそれを一気に解放するアツさという、アツさの指向性の差を理解・活用し、それを明確にプレイヤーに伝える技術力に感服しました。制作お疲れ様でした。 感想:フィーリングが上手く効いている譜面でした。 重厚感のある出だしから、だんだんと速度と密度を上げてスピード感を上手く出せていたと思います。 何か所か音取りの面で「ん? そこはその配置じゃなくない?」と思う点が何か所かありましたが、あれはプレイ感のために敢えて外していたのでしょうか?